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広島カープの前田智徳選手が2000本安打を達成しました!



長年(15年以上)の広島ファンにとっては嬉しいかぎりです。
最初の頃に見たときはものすごい選手が出てきたな、という感じだったのですが、そこからアキレス腱の断裂に見舞われました。

その時同じ広島ファンだった友達が、これで前田終わったな、と言ったのですが、そこで終わらずに、ついに2000本達成です。
久々に感動しました。

どういう状況にあろうとも、現状の中から最善をつくすものだけが何かを達成できるのだと思います。

それにしても、生で見たかったなあ…
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「うみねこのなく頃に」にはクリア後の隠し要素があります。
ひぐらしのなく頃に、にもありましたから、まあおなじみのものと言えるでしょう。

※ 以下ネタバレありですのでご注意ください。


クリア後に出る Music box の中の最後の曲、「弦楽四重奏曲第一番」を何度か再生していると、こんな画面が出ます。



(クリックすると拡大します)

Tips を開いて画面と同じ状態にしてください。

Tips

Characters

金蔵、夏妃、絵羽、譲治、ベアトリーチェ、霧江、桜座、真理亞、紗音、郷田を Execute(金蔵は二回)

の手順で隠し要素、お茶会に行けます。

ここではひぐらしのアレっぽい魔女が登場します。
そしてヒントをくれます。

それにしても、Music box 再生中にいきなり変な画面がでるから驚きましたよ。(^^;
今日も「うみねこのなく頃に」の謎についてちょっと考えてみます。
今回は細かい部分についてあれこれ触れていこうかと。

※ ネタバレあり、未プレイの方には意味のわからない話ですのでご注意ください。


・庭の薔薇が消えた件

 戦人たちがピクニックから戻ってくると、真理亞が印つけておいた元気のない薔薇が消えてしまいました。これは普通に考えれば、デザートに薔薇の花びらを使ったという描写がありましたから、郷田がつかったと見るのが順当、ですよね。

 このシーンはプレイヤーの印象に残るように、執拗に描かれていたので、なんらかの重要な意味があるかと思います。

 まず、ここで真理亞の性格が明らかになります。あるはずの薔薇がなくなると、あるはずだと信じて、母親に叱責されようとも、そこを動かずに探しつづける執拗さを見せます。うー、という口癖とあわせて、真理亞という子どもの奇妙さが印象付けられます。ちょっと自閉的な感じですね。

 あと、母親が普段から真理亞に対して暴力をふるっているような雰囲気もありました。他の人が見てる前でもそうなのですから、普段の親子だけの状態だと、もう少しエスカレートしている可能性もありますね。
 真理亞が特に母親を避けている様子もないことから、虐待とまではいかないのかもしれませんが、真理亞は母親には心を許していない可能性が高いです。

 そして、一番重要な点ですが、薔薇を探して庭にひとりでいる間に、真理亞はベアトリーチェに傘を渡され、手紙も預かります。ここが序盤のキーポイントですね。
 果たして、真理亞に手紙を渡したのは誰か。

 ここでちょっとチェス盤をひっくり返して考えてみましょう。
 ベアトリーチェを名乗る真犯人は、自分の目的を果たすために、魔女の存在を信じている真理亞を利用しようとたくらんでいます。
 ベアトリーチェとして真理亞に会うには、真理亞がひとりになる必要があります。
 他に人がいたら、ベアトリーチェだと名乗るわけにはいきません。真犯人だとばれてしまいますから。

 犯人が真理亞の性格を知っていれば、印をつけた薔薇がなくなれば、彼女が庭にひとりでとどまる可能性が高い、とみなすことができます。
 薔薇が消えたのは偶然ではなく、犯人によって仕組まれた事態だった、という可能性が浮かび上がります。
 それができたのは、真理亞が薔薇に印をつけたことを知っている誰か、ということになります。

 戦人、譲治、朱志香、絵羽、秀吉、留弗夫、霧江、桜座、郷田、熊沢(名前打つのが大変…)がその時庭にいました。

 薔薇の消失が仕組まれたものだとすると、以上のメンバーが怪しい、ということになります。
 ま、仮説が正しいとしての話ですが。
 犯人が偶然発生した事件を利用しただけ、となるとこのメンバーが特に怪しいということもなくなってしまいますが、果たしてどうでしょう。


・留弗夫の「殺される」発言

 夜、留弗夫が戦人に対して今晩殺されるかもしれない、といったようなことを言います。
  普通に考えれば、財産をめぐる兄弟の争いから身の危険を感じたのかもしれません。

 もうひとつの可能性は、自分の死を戦人に印象づけるために言った。
 殺されたように見えて、実は死んでおらず、それを隠すための発言だった、という二つの取り方があるかと。

 作中では戦人はこの点にあまりこだわっていないため、どういう意図と効果を狙ったのか、今ひとつわかりません。この件に関しては保留するしかなさそうです。


・絵羽と秀吉の殺害方法

 密室トリックは苦手なのでよくわかりませんが、手段として思いつくことがひとつ。
 実は絵羽か、もしくは秀吉が生きている、というものです。
 鍵をかけてチェーンをかけて、絵羽が秀吉を殺す。そして自分も死んだふりをする。
 もしくは秀吉が絵羽を殺す。そして自分も死んだふりをする。

 こうすれば簡単に密室はできあがります。警察がいないため、なるべく現場を保存しようと思って、死体のことを良く調べない、というルールがあります。ゆえに、けっこうごまかしがきくと思うのですね。

 怪しいのはシャワールームの秀吉の方ですかね。水で流されていたため、血がそれほど出ていなくても怪しまれない、というシチュエーションでしたから、ベッドで死んだ絵羽よりも、ごまかしがききそうです。

 最初の顔をつぶされた6人もそうですけど、警察が精密に調べられない、という条件があるので、普段ならできないトリックも可能になっている。表面をごまかせば、その場はどうにでもなる。そこに注意すべきかと思います。

 顔が半分だけつぶされていた紗音は除外してもよさそうですが、これもしっかり調べているわけではないのと、一番判断ができるであろう譲治が見ていないことを考えると、まだ生存の可能性はあるかもしれません。

 こうして考え出すときりがないのですが、実は、殺されたと思っている人は、みんな生きている可能性もあるのですよね。

 戦人たちはどうやらバラバラ死体になったようですが、これなら当然それにまぎれて誰かが生き残ることはできます。

 最初の6人は顔をつぶされていて、入れ替わり可能。その後倉庫は封印されたため後で調べることもできない。

 絵羽と秀吉に関しては先ほど述べたとおりです。

 金蔵の死体は、血縁者の中に多指の人間がいる可能性があるのだから、断定できず。戦国時代の「秀吉」がそうだったという、いかにもな話もありました。

 源次たち3人も同様です。顔がつぶされているため入れ替わりは可能です。

 夏妃は頭に銃弾ですから、死んでいるのかな? どうして自分の頭を撃ったのか、という謎があるわけですが。

 嘉音はさすがに無理かな。胸を貫かれているわけだし。

 こうして見ると、嘉音と紗音のふたりが死亡確率が最も高いですね。
 使用人二人の組み合わせは何か意図的なのでしょうか?

 しかし、もちろんわざとなのでしょうが、意地悪なつくりですね。死んだ人間すら断定できない。(^^;

 このあたりは次回作の登場を待ってから再度考えるしかないのでしょうかね…。


・使用人が「家具」と呼ばれている

 ここには何の説明もありませんでしたが、使用人たちが「家具」と自称していますよね。劇中では誰もつっこみませんが、これってかなり異常ですよね。どんないわれがあるのやら、何か秘密がありそうです。

 直接関係ないものの、使用人は他にもいるみたいですね。名前が出てきているということは、今後登場するのでしょうね。まさか嘉音と紗音のそっくりさんが出てくるのではないだろうな。(^^;

 明らかにひぐらしに似てるとみせかける意図が働いているようなので、魅音、詩音に次ぐ双子キャラがでてくるかもしれませんね。
 そう言えば、魅「音」も詩「音」も「音」つながりですね。


 結論は出ませんが、今日はまあこんなところで…。
しかしあいも変わらず暑いですねえ。
知り合いにメールを送ったら、「暑い、とにかく。」ではじまり、結びにも「暑い、とにかく。」と書いてありました。
どんだけ~。


それはさておき、今日初めて知ったことがあります。
「風の歌を聴け」といえば村上春樹のデビュー作であり、最初に読んだのはもう10年以上も前です。

先日部屋を整理していたら文庫版ができたので、ぱらぱらめくって読んでいました。
この小説の中では、「デレク・ハートフィールド」なる作家について語られる項目があります。
主人公の僕が言うには、この作家に受けた影響は大であるとのこと。
なので、どんな作家なのだろうと思ってネットで検索してみたら、この作家、実在しないそうです

・デレク・ハートフィールド(wiki)

・デレク・ハートフィールドについて

うわあ、10年もたって始めて知った。
村上春樹の小説で取り上げられてる割りには本屋で全然みかけないし、おかしいなとは思っていたのですが、完全にでっちあげの作家なのだそうです。
あとがきにハートフィールドの研究者と、お墓を訪ねたエピソードまで書いてありましたからこれは本当の話なんだろうと思い込んでいたのですが…。

ネットで調べてみたところ、やはりあとがきで嘘を書いたというのは問題になったそうです。ま、当然ですが。

村上春樹はよく「罪のない嘘をつく」とエッセイなんかでも書いてますが、まさか小説の中で架空の作家について語っていたとは。あとがきまで捏造して、まったく手がこんでますね。(^^;

村上ラヂオというエッセイの中で、「書評の仕事をした時に架空の作家と作品をでっちあげて評論を書いていた」という話がありましたけど、すごいというか、ちょっと世の中なめてますね。面白いけど。

図書館の司書の方や本屋のリファレンスの方が「デレク・ハートフィルドの著書があるか」と尋ねられて困惑していたこともあるそうです。
こうなると罪のない嘘とは言えませんね。
10時くらいに眠りについたのに、暑さのせいかすぐに目が覚めてしまいました。
まったく最近は暑すぎですよね。
そしてそのまま眠れないので、うみねこのなく頃にの考察でもしてみます。

※ 以下、うみねこのなく頃にのネタバレありですので、未プレイの方はご注意ください。というか、プレイしていないと、何のことやらわからないテキストです。




 昨晩「うみねこのなく頃に」をプレイし終えたわけですが、真相はまったく検討がついていません。

 なので、とりあえず気になる点についてつらつら考えてみようかと。

 キーになるキャラっぽいな、と思うのは真理亞(まりあ)ですね。
 魔女ベアトリーチェ(もしくはそれを名乗る誰か)と唯一直接接触しているキャラですし、真犯人に利用されてる感がありありです。

真理亞 - うみねこのなく頃に

 この真理亞は9歳の少女で、魔女はこの世界に存在しているはずだ、と信じきっています。なので、真犯人がベアトリーチェを名乗り、それらしい服装かそぶりをすれば、彼女に信じ込ませることは容易です。
 人は信じたいものを信じる生き物ですから。

 そして信じ込ませた後は、犯行を遂行していく上で真理亞を利用します。
 手紙を持たせてベアトリーチェの存在をほのめかし、戦人たちを惑わし、分裂させ、安全地帯から出てくるようにおびきよる働きをさせます。
 都合よく真犯人に使われているわけですね。

 どうして真理亞が魔女信仰をしているかというと、どうやら失踪した父親の影響があるようです。詳しくは述べられていませんが、現実逃避をしたくなるような辛いことが過去にあったようです。

 真理亞の発言には気になるところがあります。それは「ベアトリーチェは’い’るんだよ」と執拗に繰り返すことです。ベアトリーチェは見える人間にしか見えないんだ、と主張しているのですが、これはもしかしたら、そのままの意味で「いる」のではないかと考えます。

 つまり、18人の中にベアトリーチェを名乗る真犯人がいる。真理亞はその人が魔女ベアトリーチェだと信じているから、「ベアトリーチェ(の振りをした真犯人)はそこいる」という意味で発言していたのではないか。つまり、真犯人は、ずっと一緒にいたのだということになるのではないでしょうか。

 真犯人は、一番利用しやすいから真理亞に接触する。真理亞は魔女の存在を信じているから、真犯人の嘘を信じてしまう。そして真犯人に利用されつづける。そんな構造になっているのではないかと思います。
 これを打ち破るには、真理亞の魔女信仰をやめさせ、現実に引き戻す必要があります。そのためには真理亞からの信頼を得ねばならず、そこが事件解決の鍵のひとつになるのではないでしょうか。

 後はひぐらしに似てきますが、互いを疑わずに団結する必要があるのかもしれませんね。基本的に、お互いを疑って、バラバラになったところを襲われて殺される、というパターンが後半には多かったですから。人を疑えば死に至る。ひぐらしで使われていた設定ですが、今回も同じパターンでくるのかどうか。

 うみねこでは財産争いというファクターがありますし、おそらく今後も争いの火種は次々出てくるのでしょう。
 それを乗り越えていく展開になるのかな、と予想しています。


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