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「うみねこのなく頃に」にはクリア後の隠し要素があります。
ひぐらしのなく頃に、にもありましたから、まあおなじみのものと言えるでしょう。

※ 以下ネタバレありですのでご注意ください。


クリア後に出る Music box の中の最後の曲、「弦楽四重奏曲第一番」を何度か再生していると、こんな画面が出ます。



(クリックすると拡大します)

Tips を開いて画面と同じ状態にしてください。

Tips

Characters

金蔵、夏妃、絵羽、譲治、ベアトリーチェ、霧江、桜座、真理亞、紗音、郷田を Execute(金蔵は二回)

の手順で隠し要素、お茶会に行けます。

ここではひぐらしのアレっぽい魔女が登場します。
そしてヒントをくれます。

それにしても、Music box 再生中にいきなり変な画面がでるから驚きましたよ。(^^;
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今日も「うみねこのなく頃に」の謎についてちょっと考えてみます。
今回は細かい部分についてあれこれ触れていこうかと。

※ ネタバレあり、未プレイの方には意味のわからない話ですのでご注意ください。


・庭の薔薇が消えた件

 戦人たちがピクニックから戻ってくると、真理亞が印つけておいた元気のない薔薇が消えてしまいました。これは普通に考えれば、デザートに薔薇の花びらを使ったという描写がありましたから、郷田がつかったと見るのが順当、ですよね。

 このシーンはプレイヤーの印象に残るように、執拗に描かれていたので、なんらかの重要な意味があるかと思います。

 まず、ここで真理亞の性格が明らかになります。あるはずの薔薇がなくなると、あるはずだと信じて、母親に叱責されようとも、そこを動かずに探しつづける執拗さを見せます。うー、という口癖とあわせて、真理亞という子どもの奇妙さが印象付けられます。ちょっと自閉的な感じですね。

 あと、母親が普段から真理亞に対して暴力をふるっているような雰囲気もありました。他の人が見てる前でもそうなのですから、普段の親子だけの状態だと、もう少しエスカレートしている可能性もありますね。
 真理亞が特に母親を避けている様子もないことから、虐待とまではいかないのかもしれませんが、真理亞は母親には心を許していない可能性が高いです。

 そして、一番重要な点ですが、薔薇を探して庭にひとりでいる間に、真理亞はベアトリーチェに傘を渡され、手紙も預かります。ここが序盤のキーポイントですね。
 果たして、真理亞に手紙を渡したのは誰か。

 ここでちょっとチェス盤をひっくり返して考えてみましょう。
 ベアトリーチェを名乗る真犯人は、自分の目的を果たすために、魔女の存在を信じている真理亞を利用しようとたくらんでいます。
 ベアトリーチェとして真理亞に会うには、真理亞がひとりになる必要があります。
 他に人がいたら、ベアトリーチェだと名乗るわけにはいきません。真犯人だとばれてしまいますから。

 犯人が真理亞の性格を知っていれば、印をつけた薔薇がなくなれば、彼女が庭にひとりでとどまる可能性が高い、とみなすことができます。
 薔薇が消えたのは偶然ではなく、犯人によって仕組まれた事態だった、という可能性が浮かび上がります。
 それができたのは、真理亞が薔薇に印をつけたことを知っている誰か、ということになります。

 戦人、譲治、朱志香、絵羽、秀吉、留弗夫、霧江、桜座、郷田、熊沢(名前打つのが大変…)がその時庭にいました。

 薔薇の消失が仕組まれたものだとすると、以上のメンバーが怪しい、ということになります。
 ま、仮説が正しいとしての話ですが。
 犯人が偶然発生した事件を利用しただけ、となるとこのメンバーが特に怪しいということもなくなってしまいますが、果たしてどうでしょう。


・留弗夫の「殺される」発言

 夜、留弗夫が戦人に対して今晩殺されるかもしれない、といったようなことを言います。
  普通に考えれば、財産をめぐる兄弟の争いから身の危険を感じたのかもしれません。

 もうひとつの可能性は、自分の死を戦人に印象づけるために言った。
 殺されたように見えて、実は死んでおらず、それを隠すための発言だった、という二つの取り方があるかと。

 作中では戦人はこの点にあまりこだわっていないため、どういう意図と効果を狙ったのか、今ひとつわかりません。この件に関しては保留するしかなさそうです。


・絵羽と秀吉の殺害方法

 密室トリックは苦手なのでよくわかりませんが、手段として思いつくことがひとつ。
 実は絵羽か、もしくは秀吉が生きている、というものです。
 鍵をかけてチェーンをかけて、絵羽が秀吉を殺す。そして自分も死んだふりをする。
 もしくは秀吉が絵羽を殺す。そして自分も死んだふりをする。

 こうすれば簡単に密室はできあがります。警察がいないため、なるべく現場を保存しようと思って、死体のことを良く調べない、というルールがあります。ゆえに、けっこうごまかしがきくと思うのですね。

 怪しいのはシャワールームの秀吉の方ですかね。水で流されていたため、血がそれほど出ていなくても怪しまれない、というシチュエーションでしたから、ベッドで死んだ絵羽よりも、ごまかしがききそうです。

 最初の顔をつぶされた6人もそうですけど、警察が精密に調べられない、という条件があるので、普段ならできないトリックも可能になっている。表面をごまかせば、その場はどうにでもなる。そこに注意すべきかと思います。

 顔が半分だけつぶされていた紗音は除外してもよさそうですが、これもしっかり調べているわけではないのと、一番判断ができるであろう譲治が見ていないことを考えると、まだ生存の可能性はあるかもしれません。

 こうして考え出すときりがないのですが、実は、殺されたと思っている人は、みんな生きている可能性もあるのですよね。

 戦人たちはどうやらバラバラ死体になったようですが、これなら当然それにまぎれて誰かが生き残ることはできます。

 最初の6人は顔をつぶされていて、入れ替わり可能。その後倉庫は封印されたため後で調べることもできない。

 絵羽と秀吉に関しては先ほど述べたとおりです。

 金蔵の死体は、血縁者の中に多指の人間がいる可能性があるのだから、断定できず。戦国時代の「秀吉」がそうだったという、いかにもな話もありました。

 源次たち3人も同様です。顔がつぶされているため入れ替わりは可能です。

 夏妃は頭に銃弾ですから、死んでいるのかな? どうして自分の頭を撃ったのか、という謎があるわけですが。

 嘉音はさすがに無理かな。胸を貫かれているわけだし。

 こうして見ると、嘉音と紗音のふたりが死亡確率が最も高いですね。
 使用人二人の組み合わせは何か意図的なのでしょうか?

 しかし、もちろんわざとなのでしょうが、意地悪なつくりですね。死んだ人間すら断定できない。(^^;

 このあたりは次回作の登場を待ってから再度考えるしかないのでしょうかね…。


・使用人が「家具」と呼ばれている

 ここには何の説明もありませんでしたが、使用人たちが「家具」と自称していますよね。劇中では誰もつっこみませんが、これってかなり異常ですよね。どんないわれがあるのやら、何か秘密がありそうです。

 直接関係ないものの、使用人は他にもいるみたいですね。名前が出てきているということは、今後登場するのでしょうね。まさか嘉音と紗音のそっくりさんが出てくるのではないだろうな。(^^;

 明らかにひぐらしに似てるとみせかける意図が働いているようなので、魅音、詩音に次ぐ双子キャラがでてくるかもしれませんね。
 そう言えば、魅「音」も詩「音」も「音」つながりですね。


 結論は出ませんが、今日はまあこんなところで…。
時をかける少女、先日テレビで放映していたのを見ました。

ネットで以前から賞賛を受けていたのを見ていたので、期待していたのですが、なんとなく肩すかしをくらったような感じでした。

映像もできがよくて、シナリオも作りこんでありますし、クオリティは高いですよね。それでもなんだか満足できなかったです。

なぜなのかなあ、と考えてみると、主人公の視野の狭さのせいなのかな、と思えてきました。

この話は主人公の女子高生の思いの至る範囲内ですべてが処理されていきます。
未来から人が来た、とか時間移動ができる、なんてことになれば、話は様々なファンタジックかつファンタスティックな方向に展開していきそうですが、ここではそうなりません。
例えばはるか未来を訪れてみる、とか逆にはるかな過去に行ってみるとかね。

主人公が時間移動の力を使うのは、恋の告白の成就のためだったり、日常のトラブルを回避するためだったりと、非常に身近な範囲に限定されています。

だから舞台も家と近所と学校とが繰り返し出てきて、何度も同じような情景を見せられるので、途中でけだるくなってしまいました。

しかし、そうして身近な範囲に限定することで、一般的にも受け入れられる作品になったのでしょうね。
これでSF的な展開をばんばん盛り込んでいると、ごく一部のマニア受けしかしなかったでしょうし。

でも、想像力が限定されたぶんだけ、物足りなさを感じてしまったのも確かです。

時をかける少女 通常版





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